ここまでを予想していたひとが果たしていただろうか。
まさに手元に転がり落ちてきたチケット、ひときわコンパクトにせばめられたスタンドでよもやの光景を目の当たりにした。ええ、確かに願わくばと思ったけれど、それが現実のものとなると少なからず戸惑いもある。ただ、目の前の勝ち点3だけに集中し、それを勝ち得たことには変わりない。おまけというかおつりがあまりに大きくてびっくりしているだけ。さあ、トーナメントを勝ち進み、とうとう決勝の舞台へたどりついた。得失点差とか関係ない。決勝戦も勝ち切って頂点へのぼりつめるだけ。季節があっという間に進んだが、久しぶりのホーム。そして、おそらく動員記録をまたも塗り替えることになるだろう。臆することなく進もう。